今年も開講!求む、地域を変えるイノベーター!
近年、人口減少・高齢化と国全体が大きく変化する社会環境の中で、ここ横浜も例外ではありません。
特に高度経済成長時代に全国から都市部への人口移動によって形成された横浜では、今後急速に高齢化が進みます。私たちが生きる日本は今後、高齢化に伴う医療や福祉の考え方や仕組み、人口減少による労働力低下を補うテクノロジーの進化、ITを活用したサービスなど、さまざまな技術革新や革新的サービスが求められる時代へと突入していきます。
ソーシャルビジネス・スタートアップ講座は、ソーシャルビジネス分野の起業を志し、それぞれが持つ【課題】意識を、実際に“起業”というアクションへ進める為に、必要とされるであろう本分野での知識・求められるコミュニケーション構築力・持続可能なビジネスを描き事業を推進するための経営力など、多様なスキルを総合的に学ぶ短期プログラムです。
現在の社会環境をピンチの時代ではなく、あたらしいチャレンジが求められる“チャンス”の時代と捉え、地域や街、社会の【課題】をビジネスの手法で解決したい方々のエントリーをお待ちしております。
都市部と郊外、さまざまな課題が顕在化する横浜で、次の未来を描くチャレンジを多くの仲間と共に。
本講座でソーシャルビジネスについて学び、アイデアをカタチにしてみませんか?
アイデアをアイデアのままで終わらせない、ビジネスプランとして書面&言語化し、第三者へ伝える力を。
これから起業を考えている、また起業をしたばかりの同じステージにいる起業家、プロジェクトリーダー達との交流による、刺激の多い2ヶ月間。
先輩起業家やソーシャルビジネスの研究者から直接学ぶことで、これからの時代の起業家として実践的に必要なさまざまな要素を体系付けながら学べるカリキュラム。
ソーシャルビジネスとはなんだろう?
キックオフイベント
facebook以外の申込み方法は下記メールアドレスまで件名に「0525イベント申込み」と入れてお名前/連絡先をご記入の上お申込み下さい。 info※massmass.jp ※@に変えて
今村 ひろゆきさん
まちづくり会社ドラマチック 代表社員
1982年生まれ。幼少時代は4年間トルコ在住、学生時代は約100日で数カ国を周遊。2004年 早稲田大学商学部卒。富士通にて国内・海外の半導体営業を経て、2006年 北山創造研究所にて首都圏、大阪等の商業施設プロデュース/ 再生の仕事に従事。2008 年よりエナジーラボへ転籍。2010 年 まちづくり会社ドラマチック立ち上げ。「街にユニークな人材や活動が根づく仕組みづくり=まちづくり」とし、その実現のために様々なプロジェクトを進める。
まちづくり会社ドラマチックについて
「活かす、繋ぐ、しかもドラマチックに」をテーマにまちづくりの企画運営を行います。モノも建物も飽和状態の今、もう、お金をかけて新しい建物をつくるだけではまちは元気になりません。既存の建物を再生・活用し、そこに面白い人や活動が根づき、ネットワークを広げ、彼らの活気がまた新しい人を呼び、にぎわいをつくる。そんなサイクルがあれば、まちは元気になり、たくさんの人が街に愛着を持つようになります。ハードだけではなく、ソフトとして人や活動を応援する仕組みを充実させたい。ドラマチックは、そのような視点でプロジェクトを進めています。
合わせて、横浜で学び、ソーシャルビジネスを実践している修了生として、先輩起業家にお越しいただき、トークセッションを行います。
申し込み多数の場合は、横浜市民の方/横浜市に事業拠点を置いている方(予定を含む)を優先します。エントリーフォームの記載内容による選考を行い、6月15日(金)までにご連絡致します。
講座の修了には下記の要件を満たす必要があります。
1)出席率が70%以上(講義の8回以上)であること
2)成果物(作成したビジネスプラン)を最終回の8月4日(土)までに提出すること
※ 講師は予告無く変更する場合が御座います。予めご了承下さい。
治田 友香/YUKA HARUTA
関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役
1967年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。
建設会社、日本NPOセンター、シーズ=市民活動を支える制度をつくる会スタッフを経て、
2007年から起業家支援財団へ。2013年3月に同財団事務局長を退職。2010年12月に当社取締役、2013年6月から現職。
NPO法及び認定NPO法人制度の創設及び改正に向けた運動、地方自治体におけるNPO支援策や企業の社会貢献プログラムの企画実施に携わる。財団では、将来起業家をめざす大学生等を対象にした奨学金給付事業の立ち上げ、公益法人化を達成した。2010年度~2011年度、内閣府による地域社会雇用創造事業の一環で、iSB公共未来塾および社会起業プランコンテストを実施している。2012年度は、新しい公共支援事業(神奈川県)の委託事業として、YSB(ヨコハマソーシャルビジネス)スクールを実施。
和波 俊久/ TOSHIHISA WANAMI
Lean Startup Japan LLC 代表社員
琉球大学「ベンチャー起業講座」講師
VOYAGE GROUP起業家育成プログラム
"BOAT Academy" 講師
自身2度の起業経験と、IT企業でのプロセスコンサルタントとしての活動を経て、2012年に"Lean Startup Japan LLC"を設立。日本の「トヨタ生産方式」を起源とするリーンスタートアップの考え方を利用した新規事 業の立ち上げ支援を行っている。 プロセスコンサルタントの視点を活かし、「どのような事業を始めるか」ではなく「どのように事業を始める か」にフォーカスした独自のコンサルティングを提供する。クライアントはベンチャー企業や将来起業を目指すアントレプレナーのみならず、新規事業創出を手がける大企業や地方自治体にも及んでいる。
"Lean Startup Machine"(http://leanstartupmachine.com)や"Startup Weekend"
(http://startupweekend.jp)といった世界的な起業家向けイベントなどでメンター(アドバイザー)としても活動している。
>Lean Startup
>VOYAGE GROUP” BOAT Academy”
参考図書:リーンスタートアップ(エリック・リース著)
アントレプレナーの教科書(スティーブ・ブランク著)
受講生へのメッセージ
リーンスタートアップとは、どのようなビジネスをやるかではなく、どのように新規事業を設計するかという「プロセス」に着目した起業術です。クラウドサービスやスマートフォンの登場により、アイディアが通用するかどうかを世に問うこと自体は、ほぼ無料で試すことができるようになりました。これによって、アイディアそのものにはほとんど価値がなく、その実行力や、マーケットのニーズに対して適切にサービスを修正するチカラが求められるようになったのです。 これにより、逆に起業は学びやすくなったとも言えます。どのようなサービスが成功するかを正確に予測することは困難ですが、当初のアイディアを成功に近づけるやり方は、学んで実行できるからです。 みなさんのチャレンジも、リーンスタートアップの考えを理解した上で実行すれば、確実に成功率を挙げることが出来ます。ぜひ楽しみにしてください。
中島 智人/ TOMOHITO NAKAJIMA
産業能率大学経済学部 教授
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で、イギリスの市民社会組織について学びました。専門は、非営利組織や社会的企業にかかわる制度や組織、その支援組織(中間支援組織)の日英比較です。神奈川県のボランタリー団体の支援制度にかかわっており、また最近では藤沢市と横浜市で市民活動推進・市民協働推進にかかわる委員をしています。大学では、非営利組織のマネジメントやマーケティング、経営組織論を担当しています。
参考図書:「社会的企業に関する一考察-ビジネス・モデルの視点から」
〜産業能率大学紀要31巻 第2号〜 中島 智人(2011)
http://www.sanno.ac.jp/univ/library/publication/rakc1q0000001tgx-att/310202.pdf
「社会的企業(ソーシャルエンタープライズ)-雇用・福祉のEUサードセクター」
(日本経済論評社 )C. ボルザガ/J.ドゥフルニ(編)
(内山哲朗、石塚秀雄、柳沢敏勝訳)(2004)
『闘う社会的企業』(勁草書房) 藤井敦史、原田晃樹、大高研道(編)(2013)
受講生へのメッセージ
ソーシャルビジネスの継続に必要な視点を、一緒に考えましょう。
市岡 久典/ HISANORI ICHIOKA
中小企業診断士/キャリアコンサルタント
経営コンサルタント、心理カウンセラー。
起業セミナーの講師など創業・起業支援に取り組んでおり、特にソーシャルビジネスや女性起業の支援に携わる。起業時や新規事業におけるビジネスプランの作成支援では、実行性の高いプランになるようコンサルティングを行なっている。独立や起業の実現に向けたコーチングも提供している。
<関連実績(一部)>
・社会的企業育成支援コンソーシアム(内閣府事業)にて、インキュベーション・マネージャーを担当
・パーフェクト起業・経営セミナー(横浜企業経営支援財団主催)にて、ビジネスプラン作成講義を担当
受講生へのメッセージ
想いをカタチにしていきましょう!
古川 大輔/ DAISUKE FURUKAWA
古川総合事務所 代表
1974年8月生まれ。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。大学在学中は水上スキーに没頭。
全日本学生選手権団体優勝(1997)、東日本選手権大会個人総合3位(1996)。「将来は小さくてもいいから経営者になりたい。」という漠とした思いのもと、まずはビジネスの基本的なリテラシー(IT・会計・語学)を身につけるため、デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)に入社、ITコンサルティングの業界に身を置く。大手リース会社にて、30億円規模の基幹システム導入プロジェクトに従事しつつ、Oracle Master、MCSE等のベンダー資格を取得。28歳になり、「ITはある程度身についた。今度は経営を学ぼう。」と会社を退職、公認会計士試験の勉強に専念する。2004年公認会計士第2次試験合格。同年優成監査法人入所。監査業務及び財務デューデリジェンスの他、品質管理委員会に所属し法人全体の品質管理活動に取り組む。2006年オーナー企業総合研究所に出向し、IPOコンサルティング、M&Aエージェント業務、株価算定等の業務に携わる。2007年株式会社クララオンライン(インターネットサーバホスティング事業)の取締役最高財務責任者に就任。中堅ベンチャーCFOとして、8年間に渡り現場で汗を流す。泥臭い経験と知識をもとに「中小企業経営者のよき相談相手となり総合的に支援していきたい。」と2015年3月独立、古川総合事務所(公認会計士事務所と行政書士事務所の合同事務所)を設置し代表に就任。現在に至る。
公認会計士、税理士、公認情報システム監査人(CISA)、日本公認会計士協会東京会 中小企業支援対応委員会 委員(2015/7/1~)
受講生へのメッセージ
本セッションでは、会社を経営する上での必要な財務(資金管理、資金調達から資本政策立案)の勘所と、どういったことに着目して勉強をしていけばよいか、を中心にお話しします。財務の領域は数時間のセミナーで身につくものではありません。思いをゆるぎない自信に変えるために知識は必須であり、その知識を獲得するための継続的な勉強が必要です。
会社を経営することは孤独との闘いです。成功するという強い信念と、その信念をどのように形成していくか、会社の成長過程における各々のフェーズでの心構え、成功する経営者、失敗する経営者との違い、など具体的な事例を交え、時間が許す限りお話したいと思います。私自身も独立1年目。一歩を踏み出した瞬間から同志として共に成長していけたら幸いです。
1984年群馬生まれ。大学時代は「グラミン銀行におけるマイクロファイナンス」を研究。リクルートグループに新卒で入社した後、ソーシャル・マーケティング専門のコンサルティング会社に転職。東日本大震災をきっかけに奇跡の一本松で知られる岩手県陸前高田市で起業。DIT(Doing it together)をコンセプトに、家具から空間まで暮らしを自らつくる人をふやす「KUMIKI PROJECT」をスタートさせた。現在は、スタートアップオフィスや小さなお店などをはじめる人を「ともにつくること」で支えるため、セルフリノベーションワークショップを全国でプロデュース。同時に、暮らしをつくれる人をふやすものづくり拠点「KILTA(キルタ)」を運営。全国の木材関係者と連携し、「心地よい暮らしをともにつくる」を提案している。2016年7月、価値あるアイデアを世界に拡げることを目的とした「TEDx HANEDA」選出。
KUMIKI PROJECTについて
こどもからおとなまで、ものづくりの楽しさに触れることで、いつもの暮らしをなんだか心地よくて、愛着のわく日々になるようお手伝いをしていきます。国産DIYルームキットの開発・販売、各種DIYプログラムの企画・開催
受講生へのメッセージ
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
加藤 桐子/ KIRIKO KATO
株式会社クリエイティブクラスコンサルティング 代表取締役社長
外資系ソフトウェア企業にてERP型人事システムの導入提案やビジネス開発に従事。プレゼンテーション、講演実績多数。2006年3月に「自ら考え行動できる人材、価値を創出できる組織作りを支援」をモットーに経営戦略、事業支援、人事、人材育成のコンサルティング会社「クリエイティブクラスコンサルティング」を設立し、コンサルティング、研修等のサービス提供を行っている。
2006年3月「自ら考え行動できる人材、価値を創出できる組織作りを支援」をモットーに、人事制度構築、人材育成計画立案、経営・事業計画立案、事業再編・企業統合等のコンサルティング支援サービスおよび研修を提供。コンサルティングの特長はクライアントのメンバー様に対し、プロジェクトワークを通じてスキルトランスファーを行う「クライアント育成型コンサルティング」を推進している。
受講生へのメッセージ
相手を動かすプレゼンテーションの肝は事前準備です。一緒に学びましょう。
募集期間: 2018年5月8日(火)〜6月10日(日)まで
※6/10(日)でエントリーは終了致しました。沢山のご応募ありがとうございました。
mass×mass | 関内フューチャーセンター
〒231-0003
横浜市中区北仲通3-33 関内フューチャーセンター
・ みなとみらい線 馬車道駅 6番出口から歩いて3分
・ JR京浜東北線 関内駅 北口から歩いて10分
URL: http://massmass.jp/
関内イノベーションイニシアティブ株式会社
mail: info@massmass.jp
TEL: 045-274-8701(平日10:00-17:00)
担当:堀篭宏幸
※本事業は横浜市創業支援事業計画の「特定 創業支援事業」です。
本事業は関内イノベーションイニシアティブ株式会社が横浜市経済局より
「ソーシャルビジネス創業・成長支援事業」として委託され実施するものです。
ソーシャルビジネススタートアップ講座も今年で5年目に入りました。
これまで150名の方々が本プログラムを受講、この4年間で30人以上が法人化や個人事業主として、地域で実際に課題解決のアクションをスタートさせています。これまで同様、今年も多くの方々と一緒に学び考え、対話を通して個々のアイデアを形作るお手伝いを進めてまいります。
・社会的企業とは何か?
・地域で課題を解決しながら、持続可能なビジネスを作るにはどのようなスタイルがあるのか?
試行錯誤を重ね、それぞれのスタイルを確立した先輩起業家本人からの体験談、大学講師によるアカデミックな視点、現役公認会計士が考えるファンドレイズのあり方など、今回も貴重な意見や情報が集う、学びの場となるはずです。四年目に入り、これまで参加した受講生同士の期を超えた縦のつながりもより多く生まれてきました。私たちが目指すのは、ソーシャルビジネス分野で起業する人、起業家した人がゆるやかに繋がり、成功の経験も失敗の経験も、近い関係性の中でシェアし合える、そんなコミュニティをここ横浜に生み出すこと。常に変化する地域課題や社会的課題を一人の人間が解決していくことには限界があるでしょう。横浜という地域には、お互いを支え合う起業家が集い、ソーシャルビジネス分野の『エコシステム』が形成されていく。その1つのエンジンとして本プログラムが着実に機能していくことを目指し、チーム全員で企画運営していきます。
また本プログラムは、ソーシャルビジネスの起業家のステージとして創業フェーズ・成長フェーズの両方を支援する「ソーシャルビジネス創業・成長支援事業」の一環として、横浜市経済局より委託され実施を行なっていきます。昨年も実施した伴走型アクセラレーションプログラム“ヨコハマ・イノベーションスクラム・プログラム”と、この「ソーシャルビジネス・スタートアッププログラム」で、それぞれ創業期と成長期の起業家を効果的に、連携をしながらサポートしていきます。
我々関内イノベーションイニシアティブ株式会社としましては、ソーシャルビジネスの起業家の支援と合わせて、一般の市民の皆さまがソーシャルビジネスとの関わりを増やし、“プロボノ”として実際にスキルや経験を提供し合う機会を生み出すことで、横浜にさらなる大きな生態系を描いていくことを目標にしながら、より一層努力して参ります。本プログラムもビジョンと情熱を持った未来の起業家のみなさんの数多くのエントリーをお待ちしております。