5組の起業家とアドバイザー、プロボノ達が集う、伴走型アクセラレーションプログラム
ヨコハマ・イノベーションスクラム・プログラム2017、はじまる。
当プログラムは、すでにソーシャルビジネスを開始・展開していて、さらなるステージアップを志向する事業者を対象にしたプログラムです。中長期計画の策定を通して、現状や課題を整理しつつ、事業のしくみや組織体制、外部との協力関係を強固にしながら、5年後のビジョンとアクションプランを明確に定めることを支援するものです。
講義での学びだけでなく、事業者に即したプロボノ人材等とのマッチングを図り、各分野に精通したアドバイザーが伴走しながら、参加者が同士が励まし合い、互いを高め合う場を提供します。
事業者の多くは特定の分野や地域に限定して活動しているため、ともすると孤軍奮闘になりがち。
課題解決のためにチャレンジする起業家たちの果敢なる挑戦を、アドバイザーや事務局・プロボノが“スクラム”を組み、サポートを行うことでソーシャルイノベーションが生まれ易い、イノベーティブな環境を、この横浜に醸成していくことがねらいです。
多様性ある豊かな社会をつくるために立ち上がる、意欲あふれる経営者からのエントリーをお待ちしています。
さあ、ソーシャルビジネスの経営に大切な広い視野とセンス、そして仲間との出会いをぜひこのプログラムを通じて経験してみませんか?
課題を解決しながら、持続可能な経営を続けて行くソーシャルビジネスを成立ささせていくのは、簡単ではありません。常に変化する経営のスタイルをここで一緒に学びましょう。
これまでの商習慣の発想にとらわれず、常にあたらしい視点でもの事を捉える力が、この分野の経営には必須です。その力を磨くのが本プログラムです。
事業が動き始めると、経営者は孤独になりがち、特に他の分野の方との交流も減る傾向があります。同じ横浜で切瑳琢磨する起業家同士がつながり、お互いからヒントを得るそんなコミュニティを目指します。
ソーシャルビジネス分野における事業経営・組織マネジメント、一般の方の声、異分野のソーシャル ビジネスの課題や解決方法など、さまざまな情報に触れながら、一度足をとめて考える時間(混沌) をつくることで、社会環境の変化に適応しながら、事業成長出来る経営マインドを育てます。
これからの社会に必要な企業って何だろう?
ソーシャルな仕事を知るトークイベント
岩元美智彦さん
日本環境設計株式会社 代表取締役会長
1964年鹿児島県生まれ。繊維商社では営業職に携わるなか、容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。2007年1月、現取締役社長の髙尾正樹とともに日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。
2015年アショカ・フェローに選出。EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー
2015ジャパン チャレンジング・スピリット部門大賞受賞、Japan Venture Awards2017
中小企業庁長官賞受賞。
著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)。
日本環境設計株式会社について
地球の未来のために、様々なものをリサイクルする仕組みをつくる企業。繊維リサイクル、プラスチックリサイクルのリーディングカンパニー。使い古した衣類からバイオエタノールを作る「FUKU-FUKUプロジェクト」や「PLA-PLUSプロジェクト」など、今までゴミとして捨てられてきたものを環境に優しいだけでなく、経済的にも優しい技術を生み出し、新しい価値として再利用する仕組みを作っている。イオンや良品計画の店舗とも連携しながら、リサイクルの仕組みを広く社会に浸透させている。
森 祐美子さん
NPO法人こまちぷらす
小4女子と小2男子2児の母。学生時代に新潟県過疎地域にてまちづくりの団体を立ち上げるなど学生時代から「まちづくり」に関心をもつ。
その後自動車メーカーでの勤務を経て、自身の出産直後の「狐育て」の経験や子育て支援拠点の立ち上げに関わった経験から「子育ての孤立」をなくしたいという思いを強くし、2012年2月にこまちぷらすを立ち上げる。趣味はキャンプ、夏になると月1ペースで山に登る。
NPO法人こまちぷらすについて
NPO法人こまちぷらすは、子育てで孤立することなく、子どもの誕生が歓迎される社会を作るために、必要な方に必要な情報を届ける事業や居場所「こまちカフェ」の提供などを展開している。スタッフ・ボランティアは10代から70代までと年齢幅広く、50人ほどで運営している。また近年は運送会社とともにまちから出産祝いを届ける「ウェルカムベビープロジェクト」を立ち上げるなど、子育てを「まち」全体で関わり支えていく仕組みづくりに力を入れている。
【お問い合わせ(事務局)】
〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通3-33 mass×mass関内フューチャーセンター
関内イノベーションイニシアティブ株式会社
TEL : 045-274-8701 E-mail : info@massmass.jp 担当:高瀬、治田
日時 | 内容/ 講師 | |
---|---|---|
1 | 8/26(土) 13:30〜16:30 |
中長期計画 竹村舞葉株式会社 PubuliCo コンサルタント |
2 | 9/2(土) 13:30〜16:30 |
経営戦略(資金調達・収支計画) 駒田和也公認会計士 |
3 | 9/6(水) 18:00〜21:00 |
マーケティング戦略 長浜洋二株式会社 PubliCo 代表取締役CEO |
※ 講師は予告無く変更する場合が御座います。予めご了承下さい。
長浜 洋二/YOUJI NAGAHAMA
株式会社PubliCo 代表取締役CEO
米国ピッツバーグ大学公共政策大学院(公共経営学修士号)卒。
NTT、マツダ、富士通でマーケティング業務に携わる一方、米国の非営利シンクタンクにて個人情報保護に関する法制度の調査・研究、ファンドレイジング、ロビイングなどの経験を持つ。
竹村 舞葉/MAIHA TAKEMURA
株式会社 PubliCo コンサルタント
上海5つ星ホテルWestin Shanghaiでの勤務を経て、2006年より経営コンサルティングファームで経営コンサルタントとして、11年間勤務。様々な業態において、戦略立案、人事・組織開発、営業強化などに携わる。2004年より同社のタイ事業の立ち上げに関わる。現在は株式会社PubliCoに所属するとともに、「NPO法人外国から来た子ども支援ネットくまもと」にメンバーとして参画。
受講生へのメッセージ
ソーシャルビジネスの継続に必要な視点を、一緒に考えましょう。
駒田和也/KAZUYA KOMADA
公認会計士。会計プロフェッショナルのプロボノ活動を推進する団体、NPO法人Accountability for Change 代表理事。中間支援団体としてNPOの成長を支援すべく活動している。中間支援団体や金融機関むけ研修での講師経験も多数あり。自身のプロボノとしては、児童養護施設支援やマイクロファイナンス事業等を行っている団体である認定NPO法人Living in Peace元理事であり、現在は一般財団法人Living in Peaceの代表理事も務める。
受講生へのメッセージ
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
岩元 美智彦/MICHIHIKO IWAMOTO
日本環境設計株式会社 代表取締役会長
1964年鹿児島県生まれ。繊維商社では営業職に携わるなか、容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。2007年1月、現取締役社長の髙尾正樹とともに日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。
2015年アショカ・フェローに選出。
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2015ジャパン チャレンジング・スピリット部門大賞受賞、
Japan Venture Awards 2017中小企業庁長官賞受賞。
受講生へのメッセージ
経営に必要なのは数字を見る力、作れる力。きちんと持続可能な事業を作っていきましょう。
原田 英治/EIJI HARADA
英治出版 代表取締役
コンサルティング会社勤務を経て、1999年に独立し、英治出版を創業。著者のメッセージをパブリックにすることで、より良い明日に貢献する応援ビジネスとして出版業をおこなっている。社外ではアショカ・ジャパンのアドバイザーやImpact HUB Tokyoがおこなう起業家支援プログラムTeam360のメンターなども務める。
英治出版について
社会起業家の本や「社会変革」「経済開発」「組織開発」をテーマとしたビジネス書や社会書をメインに出版している。2000年に「ブックファンド」という出資者を集めて出版する仕組みを考案し、『南野島プルワン』をはじめとする70以上の出版プロジェクトで活用されてきた。そのため、出版社でありながら第二種金融商品取引業者でもあるのが英治出版の特徴。2012年にEIJI PRES Labというスペースをつくり、会議や自社イベントをおこなう場所として、また社外の様々な団体が勉強会やイベントを開催する場として利用されるなど、多種多様な人たちが集い、未来が生まれる空間づくりもおこなっている。
受講生へのメッセージ
皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。
前野 隆司/TAKASHI MAENO
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
研究科委員長 教授
1984年3月東工大卒、1986年3月東工大修士課程修了、1993年12月博士(工学)学位取得。1986年4月キャノン(株)、1990年7月〜1992年6月カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、2001年4月〜9月ハーバード大学客員教授、2006年慶應義塾大学理工学部教授等を経て2011年4月〜現職。
研究テーマは、ヒューマンマシンインターフェイス、イノベーション教育、感動学、幸福学。
著書に『幸せの日本論』、『システム×デザイン思考で世界を変える』、『幸せのメカニズム』、『思考脳力のつくり方』など多数。
システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科は、複雑に絡み合った大規模・複雑な諸問題を、全体総合的な視点から解決するために設立された、世界随一の大学院です。ここには科学技術から国際問題にわたる、あらゆる大規模・複雑システムの問題を解決するための新しい全体統合型学問体系があります。そして、自分を変え、日本を変え、世界を変えたいという、高い志を持つ者の連携があります。他のすべての大学院と違って、多様なバックグラウンドを持つ学生、教員、研究者が、文系・理系や年齢・国籍の壁を超え、新しいシステムのデザインに挑んでいます。
受講生へのメッセージ
皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。
渡辺 順子/ JYUNKO WATANABE
出産を機に出版社を退職後、1999年に東急線、小田急沿線などのファミリー層をターゲットにした情報誌「ビタミンママ」創刊。起業家支援財団評議員、内閣府ビジネスプランコンテスト審査員、山内図書館選定評議委員。はまぎん総研ウーマンアワード2015特別賞受賞。
株式会社VM(ビタミンママ)について
書店販売の地域情報紙「ビタミンママ(季刊誌)」等を発行する出版社。その他、月刊フリーペーパー発行、コミュニティサイト「ビタミンママ」の管理運営、イベント企画、カルチャースクール企画・運営、SOHO・起業家を目指す女性のためのスキルアップセミナー開催などを手掛けている。常勤スタッフ10名に加えて、ライター、カメラマンデザイナー、オベレーター、校正者も合わせ、スタッフは約60名。モニター会員数約3,000名。
受講生へのメッセージ
皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。
和波 俊久/TOSHIHISA WANAMI
自身2度の起業経験と、IT企業でのプロセスコンサルタントとしての活動を経て、2012年に"Lean Startup Japan LLC"を設立。日本の「トヨタ生産方式」を起源とするリーンスタートアップの考え方を利用した新規事 業の立ち上げ支援を行っている。 プロセスコンサルタントの視点を活かし、「どのような事業を始めるか」ではなく「どのように事業を始めるか」にフォーカスした独自のコンサルティングを提供する。クライアントはベンチャー企業や将来起業を目指すアントレプレナーのみならず、新規事業創出を手がける大企業や地方自治体にも及んでいる。
"Lean Startup Machine"(http://leanstartupmachine.com)や"Startup Weekend"(http://startupweekend.jp)といった世界的な起業家向けイベントなどでメンター(アドバイザー)としても活動している。
参考図書:リーンスタートアップ(エリック・リース著)
アントレプレナーの教科書(スティーブ・ブランク著)
受講生へのメッセージ
皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。
治田 友香/YUKA HARUTA
関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役
マンションデベロッパー、NPO支援組織、起業家支援財団を経て、2013年6月から現職。NPO法立法運動、自治体・企業のNPO支援策の企画を経験。ソーシャルビジネス人材育成事業などを通じて、営利・非営利問わず起業支援に取り組む。
mass×mass関内フューチャーセンター、クラウドファンディングFAAVO横浜の運営も担う。
横浜関内に拠点を構える“地域とつながるシェアオフィス”mass×mass 関内フューチャーセンターの運営や、ソーシャルビジネスや地域の課題解決に特化したスクール事業の運営、その他さまざまなまちづくりプロジェクトやクラウドファンディングの運営を行なう会社。
ご挨拶
2014年から続けて「ソーシャルビジネス・スタートアップ講座」を横浜市経済局と企画運営をする中で、ここ横浜エリアに“地域や社会の課題を解決したい人材”が少しずつ集いはじめています。「ソーシャルビジネス・スタートアップ講座」は主に、あたらしく何かをはじめたい、起業という選択肢を具体的に1歩進めたい、という創業期の起業家をサポートするプログラムです。これまでに150名以上の受講生を輩出し、数多くの方が実際に法人化をし、具体的な事業を開始しています。
そういった創業後、最初の一歩をスタートさせた起業家たちとの交流が増えてきた中で、彼らが各分野で壁にぶつかった時に、どのような人が近くに居ればいいのか、実際にどんなサポートがあればより確実に成長をしていけるのか、少しずつ見えてきたことに着想を得て、形にしているのが、本プログラム『ヨコハマイノベーション・スクラム・プログラム』です。
ポイントは、Phase1で経営者として大切な知識やセンスを学ぶことを本プログラムの【講師陣】から学び、Phase2で普段で各分野のエキスパートや実践者である【アドバイザー】や、プロボノとして同じ地域から集った市民の方々との対話の時間を通して、広い視野を獲得していくプログラム、そして事務局が常に対話の相手となり伴走させていただきます。
参加出来る起業家は少数精鋭の【5名】のみ。この分野が違う、それぞれの課題に日々立ち向かっている【5名】が1つのチームとなり、お互いがお互いを支え、刺激し合うコミュニティとして機能させて行く予定です。
また昨年同様【プロボノ】実践プログラムも同時に募集しております。まさにこの横浜のエリア全体でソーシャルビジネスの起業家を支え仕組み、“スクラムを組んで支えるコミュニティ”の可視化にも挑戦していきます。
ぜひ多くの方々のエントリーをお待ちしております。
プロボノの基礎を身につけよう!実際に貢献してみよう!
プロボノとは「公共善のために」という意味のラテン語の略で、職業や経験から得られたスキルや知識を活かして行なうボランティア活動のこと。プロボノ希望者は、ソーシャルビジネス関連講座を受講した上で活動に関わり、スキル・知識の提供だけでなく、事業に共感し応援してくれる仲間にもなっていきます。
ソーシャルビジネス事業者の課題の1つは、人的資源の不足。ありとあらゆる業務を兼任し、専門スキルを持たないまま活動しているケースもあります。そのような状況をサポートする仕組みとして当プログラムでは「プロボノ」が活躍します。「ヨコハマ・イノベーションスクラム・プログラム」では、はじめにプロボノ人材として活躍するための基礎を講座で学んでいただき、その上で実際に社会課題に取り組む事業者とマッチング、プロボノを実践する機会をご紹介します。「働きながら地域貢献したい」「自分の関心のある分野に関わりたい」「普段出会うことのない他業種の方たちとプロジェクトに取り組んでみたい」ソーシャルビジネス事業者とともに、“スクラム”を組み、自身のスキルや知識を活かして社会に貢献するプロボノ。新たな一歩を踏み出したい方、知らない世界を垣間見たい方、ぜひご応募ください。
日時 | 内容/ 講師 | |
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1 2 |
10/21(土) 10:30〜12:00 13:00〜14:30 |
オリエンテーション・ソーシャルビジネスの基礎、現状と課題 事務局&中島智人:産業能率大学教授 |
3 | 10/25(水) 19:00〜20:30 |
ソーシャルビジネス創業時のコミュニティづくり ソーシャルビジネス・スタートアップ講座修了生 |
4 | 10/28(土) 10:00〜12:00 |
全体ワーク (必須) 事務局 |
5 | 11/1(水) 19:00〜21:00 |
ソーシャルビジネス先輩起業家による事例紹介 矢田明子:CommunityNurseCompany(株)代表取締役 |
6 | 11/15(水) 19:00〜21:00 |
治田友香 :関内イノベーションイニシアティブ(株) |
※講師は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※講座修了要件として、全体ワークは必須、それ以外の上記カリキュラムから3回以上の出席が必要です。
mass×mass | 関内フューチャーセンター
〒231-0003
横浜市中区北仲通3-33 関内フューチャーセンター
・ みなとみらい線 馬車道駅 6番出口から歩いて3分
・ JR京浜東北線 関内駅 北口から歩いて10分
URL: http://massmass.jp/
関内イノベーションイニシアティブ株式会社
mail: info@massmass.jp
TEL: 045-274-8701(平日10:00-17:00)
担当:高瀬、治田
本事業は関内イノベーションイニシアティブ株式会社が横浜市経済局より「ソーシャルビジネス創業・成長支援事業」として委託され実施するものです。
受講生へのメッセージ
想いをカタチにしていきましょう!