▶プログラム詳細はこちら
講座も終盤戦!今回は、株式会社エンパブリックの松井健二さんに、「コミュニティ開発」について随所にワークを織り交ぜながら講義をしていただきました。
松井健二 株式会社エンパブリック コーディネーター ◆プロフィール 慶應義塾大学環境情報学部卒業。株式会社エンパブリックにて、市民活動を発展させていくためのスキルアップ研修・講座を担当。 また、地元原宿・表参道にて場づくりを中心とする地域活動を通して、幅広い人が充実した社会活動を行えるようコミュニティづくり を続けている。 株式会社エンパブリック 2008年5月設立。知恵と力を持ち寄る場づくり、事業が生まれるコミュニティづくりのためのプログラム開発、地域講座、企業での ワークショップなど年間200本を実施。杉並区すぎなみ地域大学等にて企画・総合ファシリテーターを担当する他、2013年度より 文京区新たな公共プロジェクトを協働推進している。 株式会社エンパブリック:http://empublic.jp/
いつ資金調達をする必要があるのか。
~資金調達が必要な3つのタイミング~
『コミュニティ開発』を考えるにあたり、まず「コミュニティとは何か?」「地域のコミュニティはなぜ弱いのか?」といったお話から始まりました。たまたまそこに住んでいるだけ、いつまで居るかわからない、近隣の人と話をしたこともない等の理由で、地域のコミュニティはどうしても弱くなりがちだそう。いま改めて、思いを軸に人々が関係性を育てるコミュニティ作り(コミュニティの紡ぎ直し)が必要になっているとのことでした。
コミュニティ構築に必要なことや、起業家に必要なコミュニティについて考えるにあたり、まずは自らがボランティアしたくなるような団体を目指して事業を作りましょう、と松井さん。そして、そのときに「メッセージ」の存在が肝心だとも。さっそく「自分たちの活動を定義・説明する言葉を20個挙げる」などのワークを行なってみました。
後半は、自分の団体のなかのコミュニティ、「チーム」のあり方について考えてみました。話し合いに参加できていない人がいれば参加できるように場を「守り立てる」ことが大事。そして参加する誰もがその場に「居場所と出番」を求めているので、それをプロデュースする力も必要。活動をするからこそ、きちんと「成果の出るチーム」であるべきで、そのためにも場づくりは重要ということでした。
次回の講義テーマは……
『プレゼンテーションの技術向上』
コミュニティと一口に言っても本当に幅広く、共感を生むための場づくりの重要性を学んだ受講生の皆さん。今回までの講義の内容を踏まえ、いよいよプレゼン準備に突入です!次回は、講演や企業人材育成研修で多数の実績のある株式会社クリエイティブクラスコンサルティングの加藤桐子さんにお話いただきます。