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イベントレポート |「生産者と消費者を直接結びつける」ことにこだわる、㈱代官山ワークス丸山さん・今井さんが語る『食×地域』

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田園都市で暮らす、働くプロジェクトとは

持続可能な郊外住宅地のためには、地域で新しい働き方が生まれ、充実したライフスタイルを送れることが大切と考えます。さまざまなプログラムを通じて、田園都市沿線での豊かで新しい暮らし方・働き方を創出するプロジェクトです。

▶︎次世代郊外まちづくりの活動の一環です。

 
『くらすBar』は田園都市沿線でチャレンジしている方や新しい価値を生み出している方をゲストにお招きして、これからのアクションやヒントを探るトークイベント。
 
第1回のテーマは「食と地域を語ろう」と題してMARUFOODを会場に開催しました。
 
ゲストには、代官山ワークス代表取締役社長の丸山孝明さんと、同じく代官山ワークスが運営する「レストラン×マルシェ ”MARUFOOD”」店長の今井恵さんをお招きしました!モデレーターは弊社代表の治田が務めます。
 
初回にも関わらずたくさんの方々にご参加いただきました!ありがとうございます!
青葉区在住の方から都内の方、50代前後の方から20代の方まで、と多様な地域・年代の方にお越しいただきました。
地域での仕事に取り組む方などが集まるなか、最年少はなんと大学生2年生!


世代に関わらず、地域での取り組みに関心が高まっています。
それでは、どんなトークが展開されたのかレポートでお届けいたします!
 
 

今回のゲストスピーカー

株式会社代官山ワークス
代表取締役社長 丸山孝明さん

農業プロデューサー / 株式会社代官山ワークス 代表取締役社長
1999年3月 明治大学 政治経済学部卒業。大学卒業後、出版会社、外車ディーラー、ITベンチャーを経て、2013年2月
株式会社代官山 ワークスを設立。2013年9月より小規模生産者の販売チャンネルを都内で作るべく「太陽のマルシェ
(三井不動産レジデンシャル)」を企画 運営。現在では、東急百貨店、三菱地所、東京メトロ、クックパッドなどの企業
や墨田区、北九州市などの自治体とも「食(農業)×コミュにケ ーション」をテーマにしたマルシェや食イベントを実施。
2016年7月から徳島県神山町にサテライトオフィスを開設し、高齢者向けの「配食サ ービス」+「お手伝いサービス」を
セットにしたtomos(ともす・灯す)サービスを2017年5月8日(月)より開始。
◎株式会社代官山ワークス:http://www.daikanyamaworks.com/

 

今回のゲストスピーカー

MARUFOODストアマネージャー
今井恵さん

新潟県の田舎に生まれ、畑や田んぼに囲まれて育ちました。上京後、アパレルで14年勤務のち、食にまつわる仕事にも
興味があったため意を決しオーガニックのパン屋さんい転職。そこで改めて、<食べ物は体を作り、その人の人生の記憶と感情
にのこるもの>ということを認識。食べ物を提供するだけでなく、食育・地域のため、生産者のため、未来の子供たちのために、
会社の方針を掲げている代官山ワークス丸山社長に出会い、入社することになりました。生産者・消費者をつなぐには、どんな
ことができるのか、まだまだ模索中、奮闘中です。

 
 

非効率でも地域で調達して回したい


 
「生産者と消費者を直接結びつける場」としてマルシェを展開してきた丸山さん。
 

全国の農家さんの元へ直接伺い、これまで1000件以上の農家さんとの繋がりを作ってきたそうです。「安ければいいと思っていた」昔から、今では「非効率でも地域で食材を調達して地域で回したい」と食と地域への強い思いと使命感を抱くようになり、現在新たな場づくりとして始めたのがたまプラーザのMARUFOODです。
 

子どもが来ても安心できる場所に


 
マルシェスペースとレストランスペースが共存するMARUFOODの店長を務めるたまプラーザに在住する今井さんは、単なる食の提供だけでなく、こどもたちの未来に目を向けています。
 
レストラン営業時間外のディナータイムを、地域と連携してこどもが安心して過ごせる場にできないかと提案をするなど、MARUFOODを地域にひらいた場所にすることを目指しています。
 

食を絡めて地域を作っていくことが僕たちの仕事


 
近年、もう一つ代官山ワークスが力をいれてきたのが、徳島県神山町での活動でした。
当初は、食に困っている地域の方の声を聞き配食を始めたそうです。しかし、開けられないペットボトルを持ち郵便局員を待つおばあちゃんの姿を見て、日常の困りごとを相談できない地域の方々がいることに気付き、始めたのが「お手伝いサービス」もセットにしたtomos。
 
その後も地域のニーズに応え、買い物代行や宅配業者の再配達なども手掛けるように。
「食を絡めて地域を作っていくことが僕たちの仕事」と丸山さんは語りました。
 

最後に

 
進行の治田からゲストのお二人へ、さらにお話を伺いました。
 
MARUFOODではオープンとともに10食限定のプレートが売り切れるほど賑わうランチの様子に、たまプラーザの地域の口コミの力を強く感じているとのこと。
地域の方にレストランスペースでパン教室等を開催していただいたり、マルシェスペースには丸山さん自ら取りに走る朝どり野菜やこだわりの食品に生産者の顔が見えるキャプションを配置したりと、細やかな工夫がお二人のお話やお店の様子から伝わってきました。
 
「東京にいては生産者の課題がわからないので中に入ってコミットしてみたい」という思いで自ら神山町の地域に入っていったという丸山さん。その一貫して現場を自らで感じようとする姿からも、代官山ワークスがマルシェからMARUFOOD、tomosと様々な形での「食×地域」の取り組みを広げてこられた理由が垣間見えました。
 
最後には参加者の方々からの活発な質問や意見も飛び交い、スタッフも一緒にマルシェスペースに並ぶこだわりの商品のお買い物も楽しませていただきました。
 
参加者の皆様も「食×地域」の未来や可能性について、様々な想いを感じてくださったようです。
ご参加いただいた皆さま、ご登壇いただいたゲストの方々、ありがとうございました!
 
 

 
そして、次回のくらすBarは10月18日(金)19:00から「たまプラーザのここが好き」をテーマにピープルワイズカフェで開催します!
ゲストには、JAZZ喫茶&JAZZBAR『ROLLINS』マスターの近藤優さん、2児の母でフリー体操指導員の藤元直美さんをお迎えします。
 
たまプラーザで暮らし、働いているお二人の視点から地域の魅力や面白さ、そしてどんな街になると面白くなりそうか。
たっぷりとお話を伺います!
 
 
▼次回の詳細はこちら!ご参加お待ちしております!
田園都市で暮らす、働くプロジェクト【くらすBar vol.2】「たまプラーザのここが好き」
 

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