PROJECT / マスマスカレッジ

つくろう!エシカル消費の拠点 〜横浜エシカル・キオスク設立勉強会〜

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皆さん、横浜のおみやげや横浜発の贈り物を買おうとして、何を選ぼうか迷われた経験はありませんか?毎回、シュウマイや月餅というわけにもいかないし…といった具合に。

横浜市内には、そんな私たちの悩みに応えてくれる美味しい食品や素敵な雑貨が、実はたくさんあるのです。環境に配慮して育てられた美味しい野菜を加工したジャムやパスタソース、障がい者作業所でつくられた雑貨ブランド、などなど。

そんな地球環境保全や社会貢献につながる横浜発のプロダクトが揃ったお店があったらいいのに———。そう考えた私たちは、環境に配慮しながら社会貢献につながる横浜発のブランドを取り揃えた「横浜エシカル・キオスク」を、mass×mass|関内フューチャーセンターの一角で、はたまた関内の街なかに飛び出してオープンすることを目指しています。
 
「横浜エシカル・キオスク」で取り扱いたいと考えているのは、今ものづくりやお買い物の新たなトレンドとして注目される「エシカル(倫理的であること)」な商品です。エシカルとは、環境への配慮や社会貢献の要素をものづくりに反映させたり、お買い物の時の商品・サービス選びのモノサシにしたりすること。

エシカルであるということは、横浜のソーシャルビジネスを応援する関内イノベーションイニシアティブがまさに理想とするビジネスのあり方そのものです。

mass×mass collegeではこれまで、あたらしい価値を生み出している方々と一緒にこれから時代に大切になってくるエッセンスを学び自分のアイデアを形にするためのスクールを開いて来ました。2012年からは農家のこせがれネットワークの宮治勇輔さんをメインコーディネーターに「食と農のプロデューサー育成講座」。2013年にはもあなキッズ自然楽校代表理事の関山隆一さんをコーディネーターにお迎えして「子どもの未来を創造するSB起業講座」など。これからそれぞれのテーマでアイデアを形にしていきたい人たちが学び、実践していく場づくりをしてきました。今回のマスマスカレッジでは、私たちが応援するエシカル&ローカルな生産と消費のあり方を真正面から取り上げます。

そして、せっかくならばエシカル&ローカルなお店づくりを目指す「横浜エシカル・キオスク」に共感していただける皆さんとご一緒にお店づくりに取り組みたいと考え、その第一歩を勉強会という形で踏み出すことにしました。

今回ご協力いただく講師の皆さんはいずれも、ソーシャル&エシカルな店舗運営やブランディング、デザインの分野で、今の顧客ニーズやマーケットに合わせた展開で着々と成果を上げている方々ばかり。講師の皆さんのお話を羅針盤に、ご参加の皆さんとのワークショップを通じて、「横浜エシカル・キオスク」の設計図をご一緒に作っていきましょう!

こんな人におすすめ

・エシカルな商品を取り扱うお店づくりに興味がある方
・エシカルな商品づくり、お店づくりをしてみたい!という方
・作り手の想いを発信する、作り手と買い手のあたらしい価値をつないでいきたい方
・「ローカル×エシカル」の可能性を一緒に考えていきたい方

 

◎このスクールの3つのポイント
 
①エシカル分野に興味のある先輩起業家や受講生同士との学び合い、仲間ができる。
このスクールではこれまで皆さんが感じている、考えているエシカル分野への疑問や提案をこの時間で積極的にみなさんと共有していただき、フィードバックをもらったり、みんなで一緒にディスカッションをしていく時間にしていきます。この講座が終了した後も、ここでの出会いを大切にして継続的に意見交換をしていく場づくりをみんなでしていきます。
 
②いまのものづくりのトレンドを知ることができる
各回のゲスト講師の方は自分でお店の運営すでに始めていたり、商品づくりをしている方々。これまで運営してきてどうだったか、良いところだけではなく、難しいと感じていることや抱えている課題もシェアしていただき、いまのものづくりのトレンドを知りつつ、これからの可能性を探っていきます。
 
③各回で講師や事務局が注目しているセレクト品のプレゼント
エシカルなプロダクトをお店で販売したいと思ったとき、どうやってキュレーションすればいいのか、難しいですよね。今回はそれぞれ講師の方にどのように商品選びをしているのかご紹介していただきつつ、いま最も注目しているエシカル商品をお土産用にお持ちいただきます。
 

 

コーディネーター

 
木村麻紀 (きむら・まき)  KIIプランナー

◆プロフィール
地球環境の持続可能性を重視したビジネスやライフスタイルを分野横断的に取材し続けている。米コロンビア大学経営大学院客員研究員などを経て、環境とCSRと志のビジネス情報誌『オルタナ』 副編集長、パルシステム生活協同組合発行情報誌『POCO21』編集長を歴任。再生可能エネルギー事業化地域人材育成講座「まちエネ大学」をはじめ、とする地域コミュニティデザイン・地域人材育成のプロジェクトも手がけた。

 
このスクールでは各回で設定されたテーマに合わせてゲスト講師の方にお招きいただき、事例をふまえながら皆さんと一緒に対話ワークを通して掘り下げていき、どんな思いやビジョンを持って活動しているのか、他では語られないコアな部分を探っていきます!
 
受講生さんがこれまでの経験などを通じて得た感じていることやチャレンジしたいことを皆さんと共有していただき、ここでしか得られない学び合いの時間をつくります!

ゲスト講師

 
◎第1回講師:白木夏子 (しらき・なつこ)

◆プロフィール
起業家、HASUNA Founder&CEO
英ロンドン大学卒業後、国際機関、投資ファンドを経て2009年4月に株式会社HASUNAを設立。 ジュエリーブランドHASUNAでは、ペルー、パキスタン、ルワンダほか世界約10カ国の宝石鉱山労働者や職人とともにジュエリーを制作し、エシカルなものづくりを実践する。日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011キャリアクリエイト部門受賞。 2013年には世界経済フォーラム(ダボス会議)にGlobal Shaperとして参加。
HASUNA Webサイトhttps://hasuna.com/

 
 
◎第2回講師:安井浩和 (やすい・ひろかず)

◆プロフィール
株式会社稲毛屋代表取締役
父の経営するスーパーを3歳から手伝い18歳で店長に。2005年に父・安井潤一郎が衆議院 議員になったのをきっかけにスーパー全体を預かる。しかしスーパーマーケットの将来性に疑問を感じ、2007年、直営3店舗テナント8店舗をすべて閉店。全国の生産地を巡り、自分自身が食べておいしかったものだけを集めた食料品店「こだわり商店」を2009年にオープン。2013年には、仲間4人で都電荒川線沿線のまちづくりを進める「株式会社都電家守舎」を設立。都電家守舎の事業として、2015年に都電・向原駅前にまちの定食屋「都電テーブル」をオープン。
こだわり商店http://blog.goo.ne.jp/codawari-shouten
都電テーブルhttp://www.toden-table.com/

 
 
◎第3回講師:岡勇樹 (おか・ゆうき)

◆プロフィール
1981年東京生まれ。3歳から8年間アメリカ合衆国・カリフォルニア州・サンフランシスコで生活し、帰国後DJ・ドラム・ディジュリドゥなどの音楽活動を始める。21歳で母を癌で亡くし、後に祖父が認知症を患ったことをきっかけに音楽療法を学びながら高齢者介護や障がい児支援の仕事に従事。29歳でNPO法人Ubdobeを設立し代表理事に就任。医療福祉がテーマのクラブイベント、障がい児や難病児とつくる野外フェス、医療福祉系企業や行政のイベントやデザインのプロデュース事業などを立ち上げる。31歳で音楽事業を展開する合同会社ONE ON ONEを設立。33歳で厚生労働省 介護人材確保地域戦略会議 有識者に選出され、34歳で一般社団法人国際福祉機構を設立。35歳で東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部 ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議 構成員に選出される。ハードコアとヒップホップ経由のエレクトロニカ好きである。
NPO法人Ubdobehttp://ubdobe.jp/
HALU 〜Unique & Universal〜http://halu-shop.com/

 
 
◎第4回講師:關真由美 (せき・まゆみ)

◆プロフィール
大阪生まれ。中学から高校までをオーストラリアのメルボルンで過ごす。帰国後、京都工芸繊維大学で工業デザインを学び、松下電工株式会社(現 パナソニック株式会社)に入社。セキュリティ商品や美容家電のデザインを担当。産休中に「すみのわ」の活動を知った事をきっかけに退職を決意。2016年より、本格的に「すみのわ」の活動に参加。
「すみのわ」とは、東京都墨田区内の約20の障がい者作業所のネットワークと、区内のクリエイター、企業、行政などが恊働して商品開発から PR、販売までを手がける障がい者自主生産品支援プロジェクト。東京スカイツリー内商業施設「ソラマチ」、「すみだ北斎美術館」、東京都福祉保健局が運営するセレクトショップ「KURUMIRU」て商品の販売も実現。
すみのわhttp://sumida-cc.com/portfolio/suminowa/

 
 
◎第5回講師:筒井啓介 (つつい・けいすけ)

◆プロフィール
1980年神奈川県生まれ。大学在学中から約10年間にわたり、木更津市と協働で市民起業家やNPOの支援に取り組む。そのことがきっかけとなり、2006年に「特定非営利活動法人コミュニティワークス」を設立し、「地域作業所hana」を運営。2010年には就労継続支援B型に移行し、現在は1日約20名の障がい者が通所し、不要になった英字新聞で作るエコバッグ作りや製菓、縫製、モノ作りなどに取り組む。その後2015年には、生活介護と就労継続支援B型の多機能型事業所「hanahaco」を開設し、障がい者が働く場としてのカフェ+ショップを運営している。
hanahacohttp://hanahaco.com/
特定非営利活動法人コミュニティワークスhttp://npo-cw.net/

 
 

カリキュラム

第1回:エシカル消費の最前線を知ろう  7/27 (木)
「横浜エシカル・キオスク」って一体どのような場所なのでしょうか?まずは、mass×mass関内を運営する関内イノベーションイニシアティブ代表の治田友香さんから構想の一端をお話いただいた後、ジュエリーの世界からエシカル消費のムーブメントをけん引するHASUNA創業者CEOの白木夏子さんから、エシカル消費の考え方、国内外のエシカル消費のトレンドなどをお聞きしながら、横浜エシカル・キオスクの商品ラインナップのヒントをいただきます。
 
第2回:地域に根ざしたこだわりのお店づくりとは?  9/15 (金)
「横浜エシカル・キオスク」構想がヒントを得た、社会的企業による商品・サービスを取り扱う店舗(ピープルズ・マーケット)について、東京・早稲田の地で自ら全国の産地を巡って美味しかったものだけを集めた食料品店「こだわり商店」を営む安井浩和さんをお招きし、地域に根差して良質な商品を取り扱うマーケットのあり方について考えていきます。
 
第3回:広がるユニバーサルデザインの可能性を体感しよう  10/13 (金)
高齢者や障害者などあらゆる人々の社会参加を推進するNPO法人Ubdobe代表理事・岡勇樹さんより、国内で展開されている様々な事業についてご紹介いただきながら、国内外のユニバーサルデザインの玩具・食器・家具、最先端福祉機器、福祉作業所で作られたこだわりのプロダクトなど取り扱うセレクトショップについてお聞きします。
 
第4回:福祉×ものづくり 障がい者作業所の商品開発の今  11/17 (金)
東京都墨田区に在住在勤しているクリエイターの方々と、区内約20カ所の障がい者作業所とが連携し、自主製品の制作・販売を行っている「すみのわプロジェクト」のメンバー、關真由美さんをお招きし、地域の作業所同士で連携しながらの商品開発ストーリーや商品事例をご紹介いただきます。
 
第5回:みんなでつくろう!横浜エシカル・キオスク  12/8 (金)
横浜エシカル・キオスク、あなたならどんな拠点にしたいですか?千葉県木更津市で地域作業所で制作した雑貨やフェアトレード商品を扱った店舗も併設したカフェを経営する筒井啓介さんのお話にヒントをいただきながら、ご参加の皆さん同士でのワークショップ、試食会をして、横浜エシカル・キオスク構想の具体化に向けた第一歩を踏み出していきます。
 

概要

日程 (全5回)

第1回 7/27 (木) 19:00 〜 21:00
第2回 9/15 (金) 19:00 〜 21:00
第3回 10/13 (金) 19:00 〜 21:00
第4回 11/17 (金) 19:00 〜 21:00
第5回 12/8 (金) 19:00 〜 21:00
 

場所

mass×mass|関内フューチャーセンター
横浜市中区北仲通3-33 関内フューチャーセンター1F
・みなとみらい線 馬車道駅 6番出口から歩いて3分
・JR京浜東北線 関内駅 北口から歩いて10分
アクセス:http://massmass.jp/access/
 

定員

30名
 

料金

一式:12,000円(税込)  選択受講の場合は、1〜4回各2,500円(税込)、5回3,000円(税込)
(会場受付にてまとめてお支払をお願いいたします。)
 
 

申し込み

応募を締め切りました。たくさんのエントリーありがとうございました。
 
 

企画・運営

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関内イノベーションイニシアティブ株式会社

横浜関内関外地区の業務再生を目的に2011年に開設したソーシャルビジネスのインキュベーション施設「mass×mass関内フューチャーセンター」の運営会社。シェアオフィス事業の他に、スタートアップの企業やプロジェクトに地域で資金調達する仕組みとしての「FAAVO横浜」の運営、ソーシャルビジネスの起業家を育成する「ソーシャルビジネススタートアップ講座」等のスクール事業、コミュニティデザイン事業を行なう。コワーキングスペース、シェアオフィスには現在約85社が入居。社会起業家・NPO・ITベンチャー・各種士業・コピーライター・WEBデザイナーなど異業種コミュニティが増殖中。これまでに手掛けた起業講座の受講生は900名を超える。

 
 

マスマスについて

150マスマス ロゴ のコピー
あたらしいチャレンジが集う場所
〜地域とつながるシェアオフィス〜

50席のコワーキング・スペースと、30以上ある専有空間シェアオフィス、
地域をオモシロク、豊かにしたい人達が学べるスクール、
あたらしいチャレンジをはじめたい人達が集うコミュニティプラットフォーム

 
横浜の中心市街地の空きビルの1Fと2Fをリノベーションして作られたコミュニティプラットフォーム。多様なレイヤーの人達が集い、日々ビジネスの実践、対話を通してイノベーションを起こす仕掛けを生み出しています。
現在【ソーシャルビジネス・スタートアップ講座】を開講。また、【地域をつむぐローカルジャーナリズム講座】も開講。自らローカルメディアを作り、運営して地域の魅力を発信したいという方向けの講座です!。また【食と農のプロデューサー養成講座】も開講。横浜と神奈川の街を“美食の街”に!食と農の分野であたらしい視点で事業を起こしたい人を応援する講座を実施しています。講座を通じて、横浜であたらしく何かをはじめたい人へ一歩踏み出す後押しができればと思います!この秋は講座盛りだくさん◎ 何かはじめたい!変わりたい!けど、いきなりは難しいかも、という方は小さな一歩としてmass×massの講座を受けてみてはいかがでしょうか!もちろん、マスマスカフェにはマスマスのスタッフも参加!ご質問がなどあればお気軽にお声がけください!
マスマスを運営するKiiについて詳しくはこちら → http://massmass.jp/data/

 

問い合せ

 
事務局 担当:相澤
関内イノベーションイニシアティブ株式会社
TEL: 045-274-8701
mail: info@massmass.jp
 
 

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