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【イベントレポート】mass×mass cafe『横浜の街の【観光】をテーマに語るナイト。地域で働き、地域で暮らす、ローカルベンチャー的なスタイルを横浜で実現するには。』を開催しました!

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シェアオフィスmass×massが毎月第1金曜日に開催している、トーク&交流イベント「mass×mass Cafe」。
 
「mass×mass Cafe」では、毎回あたらしい価値を創造しているクリエイターや実践者をお招きして、これからの時代を切り開くためのアイデアやマインドのヒントを探るナイトパーティー。シェアオフィスmass×massの入居者はもちろん、なにかはじめたい方、現状に満足せずモヤモヤしている方、一緒にプロジェクトを始める仲間が欲しい人など、たくさんの人が集う場です。
 
今回のテーマは『横浜の観光』です。2020年のオリンピックに向けて横浜に必要なこれからのツーリズムについてゲストのコトラボ合同会社の岡部友彦さんと横浜商科大学で観光の授業をしている秋山友志さんにお話を伺いました!
 

新しい人の流れをつくることで街のイメージも変化してくる

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まず、最初にお話を伺ったのはコトラボ合同会社の岡部さん。(シェアオフィスmass×massを運営するKIIの取締役でもあります。)

横浜はもちろん、愛媛県松山市三津浜など他の地域でもサスティナブルなまちづくりを実践している岡部さん。
日本の三大ドヤ街と言われる横浜の寿町で、かつて日雇い労働者の人たちが暮らしていた簡易宿泊をリノベーションしてゲストハウス「YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE」運営しています。いまは日雇い労働者の人はほぼいませんが、高齢化が進み、生活保護を受けている方々が暮らしているそう。

横浜に住んでいる人は、寿はあぶない、怖い、っていう印象があると思うんですけど、それほどでもないです。住んでるおじさんたちも、下町のおじさんたちといった感じで温かい人が多いです。

ただ、あぶない・怖いというイメージがあるので一度も行ったことがなくても敬遠されてしまう。そうじゃなくて、新しい人の流れを作ることでイメージを変えていくことができたらいいなと思いました。最近外国人の旅行者増えてるけど、安全なのかなって。寿町のなかイメージを変えるのではなくて、寿町に対するいろんな人の心の中のイメージを変えていけたらいいなと思っています。

 
新しい人の流れを生み出すために、毎月イベントなどを開催することで、旅行者と地域で暮らしている人たち、英語を話したい学生などが集まってきて新しいコミュニケーションが生まれているんだそうです。その積み重ねで色々なつながりが増えてきています。
 
2005年から「YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE」の運営がスタート。いまでは近隣の人たちも掃除手伝ってくれたりしているんだとか。新しい人の流れが街のなかでいろいろなつながりを生んでいるようです。
 

まちを知る、良くする持続可能な観光のかたち

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今年の3月までシェアオフィスmass×mass会員として利用していた秋山さん。2017年1月からはmass×massで横浜の街を舞台にあたらしいスタイルの観光をテーマにした地域活性のためのプロジェクトを実践したい人向けの全5回講座を実施する予定。

今回のテーマでもある「横浜の観光」を考えるうえで知っておきたい数字を教えていただきました!

横浜市の観光客がどれくらい来ているかというと宿泊と日帰りで3700万人。ただ、気になる点としては日帰りがほとんどという状況です。また、みなとみらいとか桜木町に日帰りで来ている人が多くて、他の地域は非常に伸び代が多いんじゃないかと感じています。さらに、目的としては、3人に一人が買い物、飲食だそうです。次に八景島シーパラダイスやズーラシアといった動植物園の見物です。

数字から新しい横浜観光の可能性を見出している秋山さん。
現状をしっかり把握することで新しいアイデアやヒントが見つかるかもしれません。

1月にマスマスと私の横浜商科大学とのコラボで「横浜でまちを深く知る観光を考える」スクールを開講することになりました。観光の視点やまちづくりの視点で活動されている方々をお呼びします。まちを良くしたいとか、横浜の課題をこの講座を通して感じてもらって、少しでも解決に向けて活動したいという意思のある人に来て欲しいです。

 

街全体が面白くなるまちづくり

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後半ではmass×massスタッフの森川を含め3人でトークセッションに

森川  岡部さんはとてもユニークな場を寿町で運営されているじゃないですか。その「YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE」を運営しているときはどんなスタンスや感覚で横浜を定義しているんでしょうか。
 

岡部さん  大半は買い物と動物園に行く旅行者がマジョリティーになっています。でもマイノリティーも面白いと思ってるです。私たちのところに泊まりに来る旅行者は、「YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE」を単なる滞在する場所というよりは地元の人と交流できる場所と定義している人たちも多くいます。

観光マップって、地元の人からしたらもっと面白い場所あるよってよくありますよね。そういった情報をどう発信できるのかが重要な気がしています。
 

森川  おもてなしする時にオリジナルのコンテンツを持っていることが本当の意味のおもてなしというか。そんな気がしてきました。
 

岡部さん  一方で、私がいま関わっている愛媛県三津浜のケースでは、人がたくさん来たら良いわけではなくて。
現地の人の話で心打たれたのは、三津浜には、たくさんの人が足を運ぶような観光スポットがないから、それぞれのお店が頑張って自分のファンを呼んでこられるくらい魅力的になると街全体が面白くなる、と。
 

森川  その土地に合った、価値やサービスを作れたらいいんですよね。その横浜版をやりたいのが今回のスクールなんですよね。
 

秋山さん  そうですね。持続可能な観光。ブームだけで終わるんじゃない。そういう意味で一過性やマスの観光客を呼ぶのではなく、深く地元に触れるような観光を目指していけたらと思いますね。
 

森川  今回来る講師の方々もその意味でそのような街づくりの解像度の高い人たちにお話を伺えるんですよね。たのしみです!

スクールの詳細は近日公開予定!
豪華ゲストの方々が講師としてお呼びします。同じ地域でツーリズムに取り組もうとしている、これからの活動の仲間ができるのもこのスクールの魅力の一つです。横浜でなにか活動をしようとしている、これからなにかしたい!という方々はぜひこのスクールにお越しください!
 
 
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( 写真 / mass×massスタッフ )
 

今年最後のmass×mass Cafeのようすをリポートしました!
次回の開催は来年2月3日金曜日です。来年もぜひたくさんの方に楽しんでいただける企画を用意しますので、お楽しみに!