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【INTERVIEW】BOOKART Yuki Gotandaさん デザイナーとしての新しいチャレンジとは

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mass×mass

1Fコワーキングスペース 入居者
BOOKART
Yuki Gotandaさん
 

横浜関内エリアにある空きビルの1F・2Fをリノベーションしてつくられたシェアオフィス/コワーキングスペースmass×massは地域をオモシロク、豊かにしたい人たちが学べるスクールやあたらしいチャレンジをはじめたい人達が集うコミュニティプラットフォーム。50席のコワーキングスペースと30以上ある専有空間シェアオフィスのうち、シェアオフィスは満室御礼。(2017年12月現在)
いままで以上に幅広い分野の起業家・スペシャリストが集い、良いシナジーが生まれてきています。
 
▶️【Check!】マスマスのシェアオフィスを見る!

 
 


2011年に開設したシェアオフィス・コワーキングスペースmass×massは2018年の春に7周年を迎えます。

およそ30あるシェアオフィスは満室で、現在もたくさんの内覧のお問い合わせをいただいています。
月額利用のメンバーはおよそ120名を超え、スタートアップやエンジニア、デザイナーをはじめ様々な職種のみなさんがmass×massを拠点に活動中!
 
2015年夏からはじまったトークイベント『mass×mass Cafe』(毎月第一金曜日に定期開催)ではこれまでに60名を超えるゲストの方々と一緒にこれからの働き方や暮らし、なりわいづくりをテーマにトークセッションを行ってきました。
 
 
そんなmass×massメンバーからも様々なチャレンジやアクションが生まれています。
 
今回お話を聞いたのは、グラフィックデザインの専門学校を卒業後、2度ニューヨークへ渡りデザイナーとして活躍し、現在はフリーのグラフィックデザイナーとして活動されている五反田由貴さん。
 
これまで紙ベースでデザインをされてきましたすが、2017年11月にジュエリーブランド『BOOKART』を立ち上げられました。
2016年秋頃からmass×massのコワーキングスペースに入居され、フリーランスの活動されながら立ち上げに向け準備をされてきたそう。

BOOKARTへの思い、デザイナーとしての働き方について、伺いました!
 

 
 
── 五反田さん、もともとグラフィックデザインの道に進んだのはいつ頃なんでしょう?

 
五反田さん   美術科のある高校に通っていてアートについて学びました。
絵を描くのが好きで美術科に入ったんですが、アーティストとして内にある思いを表現していくよりも、なにかデザインものを人に喜んでもらえる方が好きだなと感じることが多くて。

 

── なるほど

 
五反田さん   たぶんアートとデザインの違いで。アートは自己表現の要素が多く含まれていると思うんですが、デザインは誰かのために目的があってつくる。

自分はデザインの方が向いていると思って、卒業後はデザインの学校へ進学することにしました。
 

── ニューヨークにも行かれていたそうですが、語学の不安とかはなかったですか?

 
五反田さん   語学学校に通いながら、インターンをさせてもらえる企業をさがしました。
 

── え、そうなんですか。

 
五反田さん   新聞に募集が掲載されてて、いくつか応募して働いてました。
当時は日本語しかできなかったんだけど、クライアントに日本企業があって、メールのやり取りができるデザイナーが欲しかったそうです。
 

── そうなんですね。英語も勉強しながら、仕事も見つけず….まず航空券を買ってしまったということですか?勇敢……!やっぱりニューヨークでは、デザイナーの置かれる状況が、日本とは異なりますか?

 
五反田さん   そうですね。日本はとても合理的で広告ひとつでも伝わることを意識してつくります。

一方で、アメリカで出会ったデザイナーはまずかっこよくないと意味がないと言います。だから読みづらいものもたくさんあるし、一見雑なものも多かったと思う。
 

── それでもクライアントは納得している?

 
五反田さん   日本ならクライアントに最終決定権があるけれど、ニューヨークではデザイナーに決定権があることが多いんです。
プロのアドバイスを受け入れる、尊重する関係が築けているんです。 
 

── その違いに気づいて五反田さんはどう感じたんでしょう。

 
五反田さん   日本でデザイナーをしていると必ずしも日本にある答えが正しくないんじゃないかと悩むことが多かったです。
どっちが正しいというわけではないけれど、場所が変わればルールが変わるというのはデザインへの考え方が広がった気がしました。
 
 

インタビューを行った日は気持ちが良いほどの快晴。せっかくだから、とテラス席へ出てお話を伺いました。
 
── 今年11月にジュエリーブランドを立ち上げられたんですよね。

 
五反田さん   そうです。 「本を読むヒトは美しい」をテーマにBOOKARTをスタートしました。
 

── どうして読書をテーマにされたんでしょう。

 
五反田さん   読書している姿って素敵だけど、それは単にポーズがかっこいいわけではなくて、その人の内側から出る知性が素敵に見えるでしょ。
 
「自分の内側を美しくしていく」というコンセプトで、他人にどう見えるかではない視点で選ぶジュエリーをつくりたかったんです。
読書はそれにすごい近いって思ったんです。
 
 

 
── そうですね。本を読んでいるときは自分の空間に入っている感覚があります。ジュエリーには外向きなファッションの意味合いが大きいけど、BOOKARTはどちらかというと内向きなんですね。

 
五反田さん   そうです。自分が素敵と思っているものを身につけている時は、それが自信になって前向きになれますよね。
BOOKARTのジュエリーってちょっと奇抜だと思うんです。それは読書をするときにつけるジュエリーだから、外からどう見られたいというよりも、自分が「素敵だなぁ」って感じたものを使ってもらいたい。

 
── こんな話をすると失礼かもしれないのですが、ものづくりってリスクが大きすぎませんか….?

 
五反田さん   そうかも。もしかしたらサービスを考えたりした方が初期費用も抑えてはじめられるんだろうなとは思ったんだけど、そもそも絵を描くがすきでものづくりもチャレンジしてみたかった。

私が好きなデザイナーで服部和成さんという方がいて。学生の頃に講演会に行ったときに「ツールを超えた時にデザインは輝く」っていう言葉にグッときて。
ものを大切にする感覚や愛着を感じるものを作りたいって思ったんです。

 
── つまり、手にとれるものなんですね。これからの展開を伺ってもいいですか。

 
五反田さん   これからはたくさんシリーズを出すというよりは、世界観を大事にしてコンセプトとデザインに共感してくれる人に深くヒットできるようなブランドにしていきます。
BOOKARTの世界観に共感してくれるひと大切にしたい。
 
 

 
── 素敵すぎる。五反田さんの言葉には、本当に熱量がありますね!これからがますます楽しみです。
最後に、mass×massに入居されて1年以上たちましたが、使い心地はいかがですか?

 
五反田さん   24時間使えるのは嬉しいです!それに、一緒に仕事はしていなくても、一人で仕事をしているところに誰かの目があるのはいいなと。強い人じゃないとサボるし。笑

 
── たしかに。。

 
五反田さん   私は登記はしていませんが、ポストがあるのも嬉しいですね!

 
── 嬉しいコメント!今日はありがとうございました!
 
 

 
 
── インタビューを伺いながら、とても楽しそうな五反田さん。メガネは一つひとつ福井県鯖江市の眼鏡職人の手によって作られているそう。長く使ってもらえるようにと考えたら自然と鯖江の職人さんにつながったんだとか。 
今後は商品を取り扱っていただけるセレクトショップなどの店舗も募集してくそうで、気になった方はぜひBOOKARTのサイトをチェックしてみてください!

 
 

・お話をうかがった人
 

 
◆プロフィール

Yuki Gotanda
横浜、ニューヨークでグラフィックデザイナーとして活動。主に美術展のポスターやコンサートのリーフレットなどのデザインを手がける。2017年にアイジュエリーブランド、BOOKARTをスタートさせる。
 
◎BOOKART(ブックアート)https://www.bookartjewelry.com/
◎Instagramhttps://www.instagram.com/bookartjewlry/

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