土着思考で生きていく
あたらしい価値観やビジネスを立ち上げ、プロジェクトを推進している方々のお話を聞くマスマスカフェ。
今回は奈良県東吉野村からのゲストをお招きして、スペシャルセッションで開催します!
人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」主催者である青木さんと、その青木さんが奈良県東吉野村に移住するきっかけを作った「オフィスキャンプ東吉野」の代表社員の坂本大祐さん、そして青木くんの従兄弟でもあり、最近東京から藤野に移住したIT企業 POPER 代表取締役の栗原慎吾さんもご登壇いただきながら、”土着思考”、これからの時代を生きるためのライフスタンスについて、たっぷりと語り合います!
トークセッション後は、交流会も開催!
ぜひ、ご参加お待ちしております!
◎申し込みフォーム:
https://forms.office.com/r/VCdfPQx9Vv
イベント概要
青木君の文章と思考はつねに揺らぎ、葛藤している。決して単一原理に執着すまいというつよい決意が彼の文体に『過剰なまでの節度』(そんなものがあるのだ)を与えている。――内田 樹
奈良県東吉野村への移住実践者で、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」主催者による「土着」論。「都市の原理」と「村の原理」に折り合いを付けながら、いかに世間へ「ルチャ」(格闘)を仕掛けるか。若き在野研究者が綴る、生きる勇気が湧いてくる「逆」自己啓発書。
相手と関係をつくり、その関係の中でいかに生きていくか。この「相手」には、自分の中の「うまくコントロールできない自分」も含まれています。この相手とともにどう生きていくか。それこそ、僕が考える「闘い」(スペイン語でルチャ)です。だから本書で述べている武器とは、相手の技を受け、さらに強い技で返すことで生命力を高め合うような、「相手がワルツを踊ればワルツを、ジルバを踊ればジルバを」というかの名言にもあるような、「相手があってこその生」を築いていくための思考法のことなのです。本書では、相手との競争に勝つための武器を個別具体的に提示するのではなく、さまざまな事例を取り上げながら、「僕たちの闘い方」を一緒に考えていくことを目的としています。――「はじめに」より
ある程度長く生きていれば分かるように、競争した相手が味方になったり、時には味方が敵になったりすることがあります。もしくは大切なプレゼンや試験や試合の前の日に限って眠れなかったり、うまく話しかけたいのにその場に行くと言葉が出てこなかったり、「自分のことが嫌い」という人は「自分こそが一番の敵」だと思っているかもしれませんね。むしろ、相手がいるからこそ僕たちは闘うことができる。相手がいるからこそ僕たちは生きていくことができる。この考え方こそ、巷で「茶番」の比喩として使われるのとは全く異なる、本当の意味での「プロレス的思考」です。馬場がいたから猪木があった。長州と藤波、小林と佐山、山田と佐野、棚橋と中邑も同様でしょう。決して二人ではなく、武藤、橋本、蝶野などといった三人の場合もあるかもしれない。分かる人にしか分からない例えですみません。――「はじめに」より
開催概要
開催:8/3(土)14:00-16:00
場所:LOCAL BOOK STORE kita. × massmass関内フューチャーセンター 1F ラウンジ|横浜市中区北仲通3-33
参加費:参加費:2000円
※当日本の販売も行います!
定員:30名
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<プログラム>
13:00- 開場 (本屋さんは12時から開場)
14:00- ご挨拶
14:10- トークセッション開始
16:00- セッション終了
17:00-まで 交流会
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エントリーフォーム
◎申し込みフォーム:
https://forms.office.com/r/VCdfPQx9Vv
登壇者ご紹介
栗原慎吾(くりはら しんご)
POPER代表取締役CEO。1983年埼玉県さいたま市(旧与野市)生まれ。明治大学経営学部卒業後、住友スリーエム(現:スリーエム ジャパン)に入社する。歯科用製品事業部に配属され、2010年にはグローバルマーケティングアワードを受賞。その後ソウルドアウトに入社し、Webマーケティングを担当。2012年、友人に誘われ塾の共同経営者として参画し、経営から講師まであらゆる業務を経験。当初20名ほどの生徒数を60名にまで増加させる。塾業界のシステム化を進めるべく、2015年にPOPERを設立し、現職。2022年、東証グロース市場に上場
https://poper.co/
青木 真兵 (あおき しんぺい)
「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター、古代地中海史研究者、社会福祉士 1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し自宅を私設図書館として開きつつ、現在はユース世代への支援事業に従事しながら執筆活動などを行なっている。著書に『手づくりのアジール──土着の知が生まれるところ』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)などがある。
坂本大祐 (さかもと だいすけ)
クリエイティブディレクター/合同会社オフィスキャンプ 代表社員
奈良県東吉野村に2006年移住。2015年 国、県、村との事業、シェアとコワーキングの施設「オフィスキャンプ東吉野」を企画・デザインを行い、運営も受託。開業後、同施設で出会った仲間と山村のデザインファーム「合同会社オフィスキャンプ」を設立。2018年、ローカルエリアのコワーキング運営者と共に「一般社団法人ローカルコワークアソシエーション」を設立、全国のコワーキング施設の開業をサポートしている。著書に、新山直広との共著「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」(学芸出版)がある。奈良県生駒市で手がけた「まほうのだがしやチロル堂」がグッドデザイン賞2022の大賞を受賞。2023年デザインと地域のこれからを学ぶ場「LIVE DESIGN School」を仲間たちと開校。