今回もマスマスを拠点として、毎月カメラ講座やプロカメラマンによるトークイベント、お昼のランチ会をしている写真コミュニティ「フォトヴィレッジ Supported by mass×mass」のメンバーでマスマスカフェに参加してくれた方から素敵な写真を提供していただき、今月のマスマスカフェの様子のレポートをお届けします!
トークからフードまで、大磯づくし!
今回はなんとゲストの原さんから頂いた野菜とお酒で乾杯。新鮮な野菜を早めに来てくれたシェアオフィスを使ってくれているマスマスメンバーの皆さんと一緒に準備。
今回は野菜を特製ドレッシングを作ってそのままサラダと焼きそばに!
そして、生ビールには摘果みかんを絞った大磯スペシャル◎
飲みやすくなってぐいぐい飲んじゃいましたねー!
なかでも一番人気だったのは..日本酒「僕らの酒」でした!
◎「僕らの酒」とは:http://seishorakuza.jp/myinaka/about
Guest / NPO法人西湘をあそぶ会 原大佑さん
マスマスカフェの運営メンバーと一緒に。左からマスマスの森川、ゲストの原さん、マスマスの堀篭、一般社団法人SoLaBoの鈴木
ゲストトークでは原さんに『大磯農園』とはなにかについてお話しいただきました。
NPO法人西湘をあそぶ会:原大佑さん(以下、原) 旅行で田舎へ行って山とか海とか見ながら癒されるなって経験があると思うんですよね。でも、なかなか遠出は仕事が忙しくて行けません。
いわゆる「都市か田舎か」という選択ではなくて、「都市も田舎も」っていうのもできると思う。横浜から40分で大磯まで行けますから、大磯をひとつの田舎として捉えてもらっていいんじゃないかっていうのが僕らの提案なんです。
原 田舎暮らし、田舎への移住は良いところもたくさんあるんですが、大変なことも多いんです。ですから、移住はしないで「第二の故郷」
大磯農園は「可能な限り自分たちでつくる」というのをルールで月額会員さんたちが活動を考えるところからすべてやっています。会員さんは畑が借りられて、そこでバーベキューもできます。現在、田んぼや畑があったり、みかんが植えてあったりしますが、元々あるんじゃなくてみんなでつくってる。
原 自分たちの欲しい田舎は自分たちで作ろうというスタンスなんです。田舎暮らしを体験してもらうというよりは、一緒に開墾からやる。農機具を入れる小屋も作りました。それと会員さんが主導になって部活をはじめたりもしています。
一応、運営しているのはNPOなので、耕作放棄地をどうやって再生するかというミッションも掲げているんです。大磯農園も元々は耕作放棄地だったんです。でもお金をかけて再生させようすると結構大変なんですよね。
そういった地域課題を遊びながらどうやって解決していけるのかいつもを考えながらやっています。
森川 原さんを見ていると自分がしたい暮らし、大磯でこういう暮らしがしたいというのをどんどん実現させてますよね!
原 自分のやりたいことをプロジェクト化して仕事にするようにしているんです。そして地域課題を遊びで解決するようにしています。もちろん参加者は課題解決しているという意識はありませんが。ただ、自分のヴィジョンをシェア、共有することでいろんな方が参加してくれています。
大磯の野菜を使ったフードで交流会!
大磯の野菜でつくったサラダと焼きそば、そして日本酒で会場はより一層盛り上がりました。
10月の「mass×mass Cafe」もとても盛り上がりました!自分の好きなことをプロジェクトにして共有することでいろんな人を巻き込みながら実践するというスタイルはとても素敵ですよね。いろいろなニーズを拾い合わせることで、より多くの人が参加できて、新しい価値を生み出しているように感じました。
今月ご参加してくださった皆様、ありがとうございました!原さんの活動に興味を持たれた方はぜひ一度、大磯農園へ遊びに行ってみてください!
◎詳細:http://massmass.jp/project/20151018event/
原さんのお話を聞いて、「地域の活動をもっとたくさんの人に知ってほしい!広めたい!」「地域の魅力を発信したい!」と思った方は、10月14日からマスマスが開講する「地域をつむぐローカルジャーナリズム講座」へお越しください!一緒にローカルメディアの運営について学び、ワンランク上の記事を目指しませんか?
次回の「mass×mass Cafe」は11月6日金曜日19時から!
11月の「mass×mass Cafe」は英治出版 代表の原田さんが登壇予定!
詳細はFacebookとマスマスHPにて情報発信していきますので「いいね!」を忘れずに‼︎
◎マスマス Facebookページ
https://www.facebook.com/massmasskannai
では、是非また来月お会いしましょう!
Photo by:
Yagi Miyuki(フォトヴィレッジ)