PROJECT / VOLUNTARY ACE

かながわボランタリーエースプログラム2015 レポート

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豊かな地域の未来を創る!5年先のありたい姿を描く“ボランタリー団体”育成プログラム。

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5年先を見据えた中長期計画の策定を通じて、地域やテーマコミュニティからの信頼を獲得し、地域の雇用を担い、地域の活性化や課題解決に取り組む、成長志向のあるボランタリー団体の経営者、運営責任者に参画を広く呼びかけ実施いたしました。
 

スケジュール / schedule

9月26日(土) 第1回 考えるチカラ
10月11日(日) 第2回 判断するチカラ
11月14日(土) 第3回 計画するチカラ
12月19日(土) 第4回 発信するチカラ
1月 8日(金) ブラッシュアップ会
1月14日(木) 追加講義
 

対談 / talk

対談記事  「自分たちはどんな団体で、何を提供できるのか?時代の今を捉え直し、アクションできるNPOに。」

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       松本 祐一 氏〔多摩大学総合研究所 教授/NPOサポートセンター 理事〕
       治田 友香 氏〔関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役〕
       http://massmass.jp/project/20150728/
 

講師・コンサルタント

講  師    松本 祐一 氏〔多摩大学総合研究所 教授/NPOサポートセンター 理事〕

コンサルタント 治田 友香 氏〔関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役〕
        田中 知宏 氏〔株式会社浜銀総合研究所 地域戦略研究部 主任研究員〕
        木鋤 岳志 氏〔株式会社浜銀総合研究所 経営コンサルティング部 副主任コンサルタント〕
        小泉 安史 氏〔株式会社浜銀総合研究所 地域戦略研究部 主任研究員〕
 

サポーター / supporter

・横浜市     樋山 麻子 さん 〔横浜市民活動支援センター〕
         米田 佐知子 さん〔子どもの未来サポートオフィス〕
・川崎市     福森 義之 さん 〔かわさき市民活動センター〕
・茅ヶ崎市    浦山 哲爾 さん 〔ちがさき市民活動サポートセンター〕
 

参加団体 / 特定非営利活動法人 10団体、任意団体 2団体

・特定非営利活動法人あっちこっち http://www.acchicocchi.com/

芸術を通じた社会貢献事業(絆カフェ・コンサート、ワークショップ、被災地に音楽を届ける活動 等)

 
・特定非営利活動法人ALサインプロジェクト http://www.alsign.org/

医療機関との連携による小児アレルギー疾患対策ツールの普及啓発事業
小児アレルギー疾患に関する社会啓発事業、調査・研究事業

 
・特定非営利活動法人ケアリングフォーザフューチャーファンデーションジャパン http://www.cffjapan.org/

海外での開発教育等を活用した青年育成事業、「子どもの家」支援等を通じた国際協力事業
国内での国際協力・青年育成等の啓発・推進事業、災害等の救援・復興に関する事業

 
・特定非営利活動法人 さなぎ達 http://www.sanagitachi.com/

さなぎの家/寿町なんでもSOS班事業、さなぎの食堂、寿みまもりボランティアプログラム
寿JUMP、就労継続支援B型事業所てふてふ

 
・特定非営利活動法人 湘南スタイルhttp://www.shonan-style.jp/

ふれあい畑塾、ふれあい田んぼ塾(SHARE TANBO)、湘南「みかんの木パートナーシップ」プログラム
Fubo Labo ちがさき、アグリビジネスコンサルティング事業 等

 
・特定非営利活動法人 スマイルオブキッズ http://www.smileofkids.jp/

宿泊滞在施設運営事業、重症心身障害児と家族への音楽支援事業、小児ホスピス成立準備活動 等

 
・特定非営利活動法人 街カフェ大倉山ミエル http://cafemiel.jimdo.com/

街カフェ大倉山ミエルの運営、大倉山おへその運営協力、まめどスペース結の運営協力 等

 
・特定非営利活動法人 森ノオト http://morinooto.jp/

子育て世代の女性による、横浜市北部を中心としたエリアのエコ情報を発信するウェブメディア運営
「あおばを食べる収穫祭」の開催、エコDIYまちづくり、あおばECOアカデミー 等

 
・特定非営利活動法人 横浜カーフリーデー実行委員会 http://www.ycfd.jp/

カーフリーデー&モビリティウィークの開催 等

 
・川崎の産業観光を支援する会 http://sangyoukankou2.jimdo.com/

川崎市・観光協会が主催する川崎産業観光ツアー・川崎工場夜景ツアー等のガイド業務を委託
ミニツアーを主体的に企画・募集・運営、地元小学校の「社会科見学」におけるガイド活動 等

 
・川崎パパ塾 http://kawasaki-papajyuku.blogspot.jp/

パパ向け講座を開催、パパによる絵本の読み聞かせ、オレンジリボン活動、各種地域イベントへ参加

 
 

講座内容

第1回 考えるチカラ

 日 時:9月26日(土)10:00-17:00
 参加数:11団体 23名

 第1回の講座ではオリエンテーションや各団体紹介のほかに、チームビルディングと各団体の現状把握を目的とし、戦略とは何か、シンプルストラテジーの特徴、なぜNPOにも戦略が必要なのかなどの解説があった。
また後半にはワークショップをメインとしペアワークで対話の重要性を体験したり、団体バラバラのグループでNASAゲームを行ったり、各団体にわかれ現状把握ためのワークも行った。ゲームを織り交ぜながらの講義だったため、参加者の方々は他団体との交流を楽しむと同時に、相手に意見や思いを伝える対話の難しさを感じていた。団体の現状把握では「戦略の骨格」というワークシートを使用し、団体の置かれている環境や使命、コンセプト、強みや弱み、体制(仕組)の整理を行った。
 
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第2回 判断するチカラ

 日 時:10月11日(日)10:00-17:00
 参加数:12団体 29名

 第2回の講座からは第1回に記入した「戦略の骨格」と松本先生の講義を基に「戦略の構図」の作成が始まった。「戦略の構図」は今後中長期計画を作成する際の柱となるもので、右の図のようなシートである。
まずは環境、顧客と市場、競争力を記入するため、環境の変化のとらえ方やNPOにおけるマーケティングの必要性、ペルソナ(顧客像)の検討方法、競争力となる強み・弱みの解説・グループワークを行い、それらをふまえ講義の最後に現時点から5年後までの団体ストーリーを作成した。受講団体からは、改めて団体をふり返るきっかけとなってよかった、ペルソナの重要性が分かったという声が多く聞こえた。
また第2回ではコンサルタントである浜銀総合研究所の木鋤氏による「財務」のミニ講座も実施。
 
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第3回 計画するチカラ

 日 時:11月14日(土)10:00-17:00
 参加数:10団体 28名

 第3回の講座では、これからの志、顧客価値とコンセプトの整理、事業内容の検討を行った。グループワークは、顧客の立場になりその人が自分たちの団体と出会って(問題)、どのような体験をして何を感じたのか(結果)を描く顧客の旅を作成。その際自分たちの強みや価値、コンセプトなどの整理・デザインを行い、第3回の最後に今後の事業内容について検討した。受講団体からは、先生からのアドバイスがよかった、顧客の絞り込みができた・明確になったというコメントとワークの時間がもう少しほしいという意見もあった。
 また浜銀総合研究所の田中氏による「人材育成」のミニ講座も実施。
 
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第4回 判断するチカラ

 日 時:12月19日(土)10:00-17:00
 参加数:11団体 29名

 第4回講座では、成果とはなにかという講義を受け、初回から第3回までの講座・宿題を通して作成したワークシートや宿題を手元に置きながら、「戦略の構図」を模造紙にまとめる作業を行った。
後半はその模造紙を利用し、中間発表。発表を聞いて講師やコンサルタントだけでなく、他団体からも質問やアドバイス受け、同じ悩みを共有したり、厳しい質問がでたり、受講団体のコラボ企画が生れそうになったりと、とても濃い時間となった。
 また浜銀総合研究所の小泉氏による「オープンデータを活用した地域マーケティング」のミニ講座も実施。
 
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ブラッシュアップ会

日 時:1月8日(金)13:00-15:30
  参加数:5団体 9名

 2月の成果発表会に向け、最終的な中長期計画策定にあたり、個別相談を行った。講師の松本氏だけでなく各団体が全4回の講座を通じて気付いたことや課題を共有し、互いに共感、アドバイスをし合う機会となった。
 

追加講義

日 時:1月14日(木)18:30-21:00
  参加数:3団体4名

 講座後のアンケート等で収支計画についてより詳しい内容を聞きたいという受講生の声が多くあり、追加講義を開講。講師は浜銀総合研究所の木鋤氏で、事業計画書作成のポイント解説と収支計画作成についての個別相談を実施。
 
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参加者の感想

Q1  「かながわボランタリーエースプログラム」に参加して、いかがでしたか。
   ・良いふりかえりとなりました。新たなスタートのきっかけにします。
   ・今まで思いだけでやってきたので、目的などを考える機会ができて良かった。

Q2  このプログラムで得られた一番よかったことはなんですか。
   ・団体の課題について、皆で考えるきっかけができたことです。
   ・他団体の活動、現状を知りながら、自分を振り返ることができたこと。
   ・今後自分たちが目指していく方向性、課題がより浮き彫り、明確になったことです。
最後のプレゼンでたくさんコメントいただき、客観的視点から考えることができました。

Q3  「かながわボランタリーエースプログラム」に今後期待するものはなんですか。
    ・規模を大きくしすぎず、濃い中身のまま継続してほしい。
    ・OB、OG会であつまる場、今回参加でない方々とつながる場があるとうれしいです。
各団体のeventなどをとおして相互交流つづけたいです。
    ・受講団体のその後を事例とした研修